さつま町戦没者名簿の作成とその奉納式について

 戦後80年、楠木神社の遷座80年、そして町制施行20年という節目の年にあたり、町内全域の戦没者名簿を神社へ奉納することによって、国や郷土のために尊い命を捧げられた先人の御霊を慰めるとともに、戦争を知らない世代が増える中で、ご先祖様への感謝と、今私たちが享受している平和の尊さを改めて心に刻むことを目的とした、さつま町戦没者名簿奉納式を計画しています。

 この名簿は、旧3町がそれぞれ発行した『宮之城史』『鶴田町郷土史』『薩摩町郷土史』に記載された、西南戦争から太平洋戦争に至るまでの戦没者の記録をもとにしています。これらの紙媒体の各ページをスキャンし、AIによる文字認識を経たのち、人の手で確認・修正を加え、電子ファイルとして作成されるもので、現在その作業を協力者6名で、8月上旬の完成を目標に行っています。

 戦没者名簿の奉納式は、9月13日(土) に行う予定の「くすの杜まつり」にて行い、またその電子媒体をこのホームページでも閲覧できるように計画しています。詳細は決まり次第、このホームページにてお知らせいたします。

 (これまで六月灯を7月下旬に行っていましたが、本年よりそれに代わり「くすの杜まつり」を9月の秋分の日(お彼岸)の前週の土曜日に、戦没者とご先祖様へ感謝と祈りを込めて集うお祭りを行います)

南日本新聞社に取材いただき記事にしていただきました。